心理学・こころ関係の本紹介ブログ 忍者ブログ

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プロフィール
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chome(マイコ)
性別:
女性
自己紹介:
産業カウンセラー
心理相談員
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パステルアートインストラクター

愛知県でカウンセリングルームを開業している
一児のお母さんです。

どうぞよろしくお願いします(^o^)ノ

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                                        産業カウンセラー 電話相談員                       「こころ」について学んでいこうとしている人たちに、ぜひ読んで欲しいなぁと思ったお勧め本を、感想や日常のことなどを交えながら少しずつご紹介していこうと思います(^-^)
2024/03/19 (Tue)
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2009/11/25 (Wed)
平良浩樹さん 著  決めるのはあなた、という子育て 親は見守り、子が決める!

(文芸社)



著者の平良浩樹さんは、大手証券会社で採用担当として勤務し
その後、塾の経営・講師として子どもたちの教育に携わったのち
今はキャリアコンサルタント、産業カウンセラーとして
多くの若者たちのライフキャリアサポートをされていらっしゃいます。


「感謝・信頼・誠実・成長・夢を大切にしながら」
子どもから大人までのサポート活動に携わっている平良さんの
温かくまっすぐなメッセージが
この著書にはたくさん詰まっている気がします。



「しっかり聴いてあげられたのなら、ほとんどの子どもは随分とすっきりするものです。親としてのアドバイスをつい言ってしまいたい時もあるでしょうが、ちょっと抑えて「で、どうする?」と訊いてみましょう。
この言葉で、子どもの多くがもう一度考え、決め、そして実行するサイクルに戻っていけるようです。」

「子どもは自分自身に対して無意識のうちに「で、どうする?」と問い掛けられるようになります。この言葉を自分自身にしっかり問い掛けられるようになることが、実は社会に出て必要になってくるのです。」


                      ~本文より 抜粋~




著書の中のこの部分を読んでから
意識して息子になるべく
「で、君はどうする?」「どうしたいと思ってる?」
という言葉掛けをするようになりました。

すると、今までしょっ中あった親子バトル(笑)が
不思議ととても少なくなりました(^-^)



親はついついいろんなことを言ってしまって
子どものヤル気をそいでしまったりするんですよね(^^ゞ


「自分で決めてやりなさい」

と口では言っていても、
これでは結局、親の命令で「決める」という行動をしているに過ぎず
自分のことを自分で考え、自分で決めて、自分でやる…
ということにはならないんだよなぁ~

と、あらためて反省しています(^_^;)


子どもの持っているチカラと成長力を信頼して
子どもの「夢」を大切にしながら
見守っていくのが親の仕事でもあり、そうなっていくのが
親の成長なんだな…

と教えていただいたような気がしています(^-^)


そしてそういう親になることが
子どもたちがそもそも持っているチカラを発揮できる
環境をつくることにもなるんだなぁ。。と
思いました。


小・中・高校生の子どもさんを持つ親御さんや
そんな子どもたちに関わる多くの方たちにお勧めの一冊です♪




☆平良さんのホームページ

ネットでサポートする心とキャリア いつもOK ドットコム






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2006/04/21 (Fri)
富田 富士也さん いい母親をやめたい事情 (佼成出版社)


サプタイトル『家族とつながりたい妻たちのSOS』

この本の中には、
世の中のお母さんと呼ばれるいろんな人たちの気持ちが
いっぱいつまっているなぁと思いました。
私も子育てをしている現役の母親ですが
「ああ、そうそう」「そうなんだよね」と心の中でつぶやきながら読みました。


なぜ育児が辛くなるのか。
どうして我が子なのに可愛いと思えなくなってしまうのか。

「いい母親」象に縛られて
上手くいかない子育てとのギャップで苦しむお母さんたち。

お母さんの気持ちがいっぱいいっぱいになってしまうと
子どものサインは見えなくなってしまいます。
子どもを条件つきでしか受け入れられなくなってしまいます。
そして、そんな自分のことを責めては
また辛くなってしまうのです。

そんなとき家族の中に自分の味方になって話を聴いてくれる人がいたら
どんなに救われるでしょう。
家族にはいなくても、誰かたった一人でもいいから
味方になって聴いてくれる人がいてくれたら
最近起こった悲しい事件は起きなかったのかもしれません。


***

「いい母親」に疲れ、「いたらない、わがままな母親」になり、一息ついたとき、子は「本当の本物の親の正体」を見て、「なんだお母さんも僕と一緒で弱いところも、下品なところもあるんだ」と安堵します。そしてその母親こそ、まぎれもない「僕の母親であり、僕はこの母親の子ども」であることに、心底から落ち着きます。
 さらにそこで、親であることに自信を失った母親を、それでも『母親』と呼んでくれる子どもの健気さに多くの母親は気づき、髪振り乱してもいざとなれば、”捨て身になって”子どもを家族をかばっていくのです。その意味で、逃げられない親子関係があればこそ、母親は「いい母親」の仮面を安心してはずすことができ、「すっぴんの母親」を子どもに認めてもらいつつ、「いざ捨て身のとき」の感性を磨いていけるのではないでしょうか。

           ***『いい母親をやめたい事情』より抜粋


自分のそのままを受け入れることができるからこそ
誰かのこともそのまま受け入れることができるのかもしれません。
そのとき初めてちゃんとまっすぐに向き合えるのかもしれません。

ダメなところもあっていい。
完璧じゃなくてもいい。
それでも私はあなたのお母さん。それでもあなたは私の大事な子ども。

いつもは頼りないかもしれないけれど
いざというときは
「お母さん」と懐に飛び込んできたときは
この手でギュッと抱きしめてあなたを守るからね。


そんなお母さんになれたらいいなぁ、






 
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