心理学・こころ関係の本紹介ブログ 忍者ブログ

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プロフィール
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chome(マイコ)
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女性
自己紹介:
産業カウンセラー
心理相談員
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愛知県でカウンセリングルームを開業している
一児のお母さんです。

どうぞよろしくお願いします(^o^)ノ

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                                        産業カウンセラー 電話相談員                       「こころ」について学んでいこうとしている人たちに、ぜひ読んで欲しいなぁと思ったお勧め本を、感想や日常のことなどを交えながら少しずつご紹介していこうと思います(^-^)
2024/03/19 (Tue)
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2009/11/25 (Wed)
ロバート・D・フリードバーグ氏他 著
子どものための認知療法練習帳

(創元社)



「学習理論に基づく行動変容法・理論を総称して、行動療法、一方、認知や感情に焦点を当てる心理療法を認知療法と呼ぶ。現在、この両者は不可分に結びついており、「認知行動療法」と呼ばれるようになった。」

                    ~Wikipedia より~


「外傷体験と呼ばれるような刺激的な出来事から、日常生活での些細な出来事に至るまでのさまざまな出来事に対して、われわれがそれをどのように理解し、そこで何を考え、どのように振る舞っているかを問題とする。また、出来事そのものが個人にどのような意味を持っているかを考えるのではなく、そうした体験をしたときに、患者の考えていることがどのような意味を持っているかを考え、同時に患者が日常生活を送るなかで、そのような出来事への対処の方法を学ぶことができるよう援助を行う」

       ~坂野雄二氏 著 「認知行動療法」より抜粋~



「認知行動療法」とは何か? を インターネットや持っている本で探すと、上記のようなことが書かれています。


つまり、人というのは同じ体験をしたとしても
人それぞれ違うとらえ方をするのであり
そのとらえ方によって感じることが変わってくるし
また、行動も変わる。
出来事に対するとらえ方(認知の仕方)のクセを知り、少しずつ修正しながら、同時にその出来事への対処の仕方(行動)もより適したものに修正していきましょう…

ということを患者さん・クライエントさんと一緒にやっていくのが
「認知行動療法」です。



こんなふうに書くと、なんだかものすごく難しいことをやらなくちゃいけないモノのような感じですが(^^ゞ

実際はそんな小難しいことをするというわけではありません。


この「子どものための認知療法練習帳」は
小さなお子さんのために書かれた本ですが
認知行動療法とはどういうものなのか? について
「なるほど、そういうことなんだ…」と感じることのできる
モノではないかなと感じています(^-^)



私はよくカウンセリングルームで

「感情と行動を別に考えてみましょう」
「行動すると環境が変わる。環境が変わると感じ方が変わる。
感じ方が変わるととらえ方や考え方が変わる」

というお話をしたりするのですが
この本の中にも、小さな子どもたちがそのことを感じてくれるような
ワークがたくさん載っています。

小さな子どもだけでなく、大人の人たちにも
応用できるのではないかなぁと思ったりもしています(^-^)








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