心理学・こころ関係の本紹介ブログ 忍者ブログ

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chome(マイコ)
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愛知県でカウンセリングルームを開業している
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                                        産業カウンセラー 電話相談員                       「こころ」について学んでいこうとしている人たちに、ぜひ読んで欲しいなぁと思ったお勧め本を、感想や日常のことなどを交えながら少しずつご紹介していこうと思います(^-^)
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2009/11/25 (Wed)
別府悦子さん 著
「ちょっと気になる子ども」の理解、援助、保育―LD、ADHD、アスペルガー、高機能自閉症児

(ちいさいなかま社)




Oくんが教えてくれたことはたくさんあります。
どの子にも発達の可能性があるということ。
そして、実践が発達の手助けをするということ。
子どもの発達に対する大人の理解が実践を支え、
子どもとの関係を変えていくということです。

         ~あとがき より~




LD(学習障害)
ADHD(注意欠陥多動性障害)
アスペルガー症候群
高機能自閉症

という言葉を知るきっかけになったのが
我が家の息子との何年もの苦しい日々でした。


息子がADHDなんだと知ったのは小学校の5年生になったとき。

いえ、正確には小学校3年生のときに
「息子さんはADHDという障害かもしれないので
特別支援教室に移られてはいかがですか?」
と担任の先生に言われたときでした(^_^;)


そのとき私は
「うちの子が障害児であるはずがない」
「この子は今はできなくても、頑張れば絶対他の子たちと同じようにできるようになるはず」
と自分に何度も何度も言い聞かせては
息子に対しても「努力が足りない」「もっと頑張らなくちゃダメ」
「そのいい加減な性格を直せ」
と責める言葉を浴びせていました。


いろいろなことがあり、親子ともにとても苦しい日々を過ごして
今はADHDについて学びながら
「障害」を「これはこの子の個性」なんだなぁと思えるようになりました。


発達障害を持っている子どもたち(大人の人たちも)は
定型発達と言われる発達障害を持っていない人たちからすると
物事の捉え方や感じ方が少し違っているところがあったり
行動のスイッチが、ちょっと違うところについていたり…と
とらえどころがない、理解するのが難しい存在と感じてしまうことが多いのではないかと思います。
(親である私自信もそうでしたから…(^^ゞ)


でも、ADHDっていったいどんなもの?
そういう特徴(個性)を持っている息子(人たち)は、どんなふうに感じたり思ったりしているの?

…ということを学んでいくにつれ
息子(そんな人たち)のことをなんとなく理解できるようになりました(^-^)



この本には、いろんな特徴(個性)を持った子どもたちが登場します。
この子たちがどんなことを考え、どんなことを感じ、どんな思いで
毎日の生活を送っているのか、
そして、親御さんや支援に携わる人たちの思いが
とても伝わってきます。

そして、そんな子どもさんたちや、親御さんたちに
どんな支援が必要かなど
とても温かい視線で書かれています。


ぜひ多くの方に手にとっていただければいいなぁと
心から思っています。









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